自動操舵システムの実演会について

ここでは、自動操舵システムの実演会に参加するメリットと自動操舵システムの導入事例を紹介しています。

自動操舵システムの実演会に参加するメリット

作業内容を確認できる

自動操舵システムの実演会は、メーカーが所定の圃場で自動操舵システムを搭載したトラクターなどを運転するイベントです。具体的な内容は事例によって異なりますが、原則として自動操舵システムを用いた実際の作業を確認できます。したがって、どの作業が可能で、どの作業が難しいかが明確になります。導入前にぜひ参加しておきたいイベントです。

操作を実際に体験できる

実演会によっては、自動操舵システムを搭載したトラクターに試乗できることがあります。実際に体験しながら、ディスプレイの見やすさ、操作のしやすさ、作業の精度などを確かめられる点は魅力です。体験を通して、導入後に期待できる効果を理解できるでしょう。例えば、導入後すぐに使いこなせるか、どれくらいの誤差が生じるかなどを確認できます。

費用を確認できる

自動操舵システムの導入、維持にかかる費用を把握できる点も実演会の魅力です。具体的な金額がわかるため、検討を進めやすくなるでしょう。なお、実演会の参加費用は原則無料です(具体的な参加費用は、主催者にお問合せください)。

担当者に相談できる

実演会には、基本的にメーカーの担当者が参加しています。実演を見て気になった点や導入にあたり不安を感じる点などを相談できます。よく似た課題を抱えている他生産地の導入事例を教えてくれることもあります。自動操舵システムについて、理解を深めるチャンスです。

自動操舵システムの実演会の事例

むつ市で開催された実演会

2022年10月にむつ市で、さまざまなメーカー、年式の農機に搭載できる自動操舵システムの実演会が行われました。主な対象は、自動操舵システムに興味をもっている方、自動操舵システムの導入に不安を感じている方です。トラクターの走行実演、試乗に加え、座談会、個別相談などが行われました。

参照元:株式会社ジョイ・ワールド・パシフィック(https://j-world.co.jp/news/release/release20221007.html

養父市で開催された実演会

2022年4月に養父市で、自動操舵トラクターの実演会が開催されました。主催者は養父市スマート農業推進会議(JAたじま・養父市・朝来農業改良普及センターで構成)です。メーカー担当者によるトラクターの説明会とともに、耕運作業を手放しで行えるトラクターの試乗会が行われました。

参照元:JAたじま(https://www.ja-tajima.or.jp/agricultural/report/2022/05/post_895.html

君津地域で開催された実演会

2023年10月に君津地域で、露地野菜生産者、水稲生産者を対象とする実演会が開催されました。同実演会では、耕運、畝立て作業の実演、コストの説明、導入事例の紹介などが行われました。また、希望者を対象にトラクターの試乗も行われています。

参照元:千葉県(https://www.pref.chiba.lg.jp/ninaite/network/genchi/documents/1451.pdf

自動操舵システムの実演会への参加を検討しよう

全国各地で自動操舵システムの実演会が開催されています。自動操舵システムを用いた作業を確認したり、気になる点を担当者に質問したりできます。自動操舵システムについて理解を深められるイベントです。導入を検討している方は、積極的に参加してみてはいかがでしょうか。

THREE SELECTIONS
日本で認知度の高いメーカー3社を紹介
初めての導入でも安心のメーカーとして、2023年1月時点日本でよく検索されている、認知度の高い自動操舵システムメーカーTOP3をピックアップしました。
認知度の高いメーカーを選ぶことで、「補助金対象になる可能性が高い」「YouTube に情報が豊富にあり、いざというときも調べられる」「誰もが導入しやすい製品」というメリットがあるため、特に初めて導入する方はおすすめです。
これら3メーカーには、「選ばれる理由」があります。ぜひ参考にしてみてください。
低価格
選ばれている

FJDynamics

FJDynamic
画像引用元:FAG公式HP
(https://www.fagcorp.com/fjd-smart-kit)
特徴
  • 99万円~(税込)(※1)と業界トップレベルの安さだから、世界で2万台の導入実績(※2)を誇る。
  • 年数回の機能アップデートが無料で、常に最新の機能を搭載できる。

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安定性
選ばれている

ニコン・トリンブル

ニコン・トリンブル
画像引用元:ニコン・トリンブル公式HP
(https://www.nikon-trimble.co.jp/info/news_detail.html?infoid=149)
特徴
  • 独自の位置情報補正システムで、電波が不安定な場所でも使用可能
  • 補正情報バックアップ機能搭載によりネットワーク切断後20分間継続作業が可能

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汎用性
選ばれている

トプコン

トプコン
画像引用元:トプコン公式HP
(https://www.topcon.co.jp/positioning/products/product/agri/TOPCON_Ag-system_merit_J.html)
特徴
  • 生育センサー搭載で、作物の状態に合わせて散布機での肥料量を自動調整(※3)できる。
  • スマート農業促進が評価され「2021 年度ロボット大賞」受賞(※4)

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2022/11/24時点、Googleで「自動操舵システム」と検索し、表示された自動操舵システムメーカーと、農林水産省公式HP(https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/forum/R2smaforum/mattingu/system.html)に記載されているメーカー11社の中から、2022年10月時点、「社名 自動操舵」というキーワードをGoogleキーワードプランナーで調べた結果、月間検索数が多かったメーカー上位3社を認知度が高いメーカーとして紹介。

(※1)別途代理店による取付費用10万円(税込)~。業界トップレベルの安さとは、当サイト編集チームが11メーカーを調べた結果最安値だったため。
(※2)2023年1月調査時点
(※3)オプション機能。
(※4)参照元:ロボット大賞公式HP(https://robotaward.jp/archive/2020/)

3大メーカーがまるわかり
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製品名 FJD農機自動操舵システム ・Trimble GFX-750+Autopilot Motor Drive or EZ-Pilot Pro
・Trimble GFX-350+Autopilot Motor Drive or EZ-Pilot Pro
XD/AGS-2-SET・AES-35
初期費用 99万円(税込)
取付10万円~(税込)
2,500,000円前後(税不明) 記載なし
補正情報精度 ≤±2.5cm ±2~3㎝
作業により±15~30㎝、±20~30㎝の場合もあり。
±2~3㎝
速度 0.7km~12km/h
(オプション:0.1km/h~)
0.1km/h~
※EZ-Pilot Proは1.6km/h以上で自動操舵をサポート
0.1km/h~25km/h
FJDynamics
ニコン・トリンブル
トプコン
対応可能経路 直線、ピポット、平行カーブ、自動ターンA+ライン 自動旋回機能(オプション) 直進、枕地旋回、0.5m~小旋回性能(オプション)
オプション ・wifiカメラ
・物理ボタン
・ホール型センサー
・FAG独自RTK基地局
・Bluetoothボタン
自動旋回機能 NextSwath ・ホイールアングルセンサー(低速調整)
・枕地旋回機能
・可変施肥機(散布マップ作成)
・Xlinks(ISOBUS非対応作業機でも制御可能)
ISOBUS対応
アップデート費用 無料 無料 無料
サポート体制 チャットサポート・遠隔サポート・訪問サポート 購入者専用サイトにて対応 フリーダイヤルコールセンター(平日9時-17時)
保証期間 最大2年保証
※有償にて5年間延長保証にも対応。
3年保証
※有償にて5年間延長保証にも対応
1年保証
導入実勢数 世界中で2万台以上
国内2000台
(2023年1月調査時点)
累計販売台数1万台突破
(2023年1月調査時点)
記載なし