トラクターにGPS機能を後付けできる

目次

既存のトラクターに後付けできる
「自動操舵システム」とは

自動操舵システムとは、所有するトラクターにGPS受信機とモータ付きハンドル、モニターを取り付け、ハンドルを自動で制御するシステムのこと。人が操作しなくても、機械が自ら状況を判断して設定された経路を自動走行したり、作業機の制御を行ったりすることができます。

従来は、使用者が搭乗するなど、一部操作が必要でしたが、近年は、ハンドルを操作することなく真っすぐに走行できるシステムや、自動で施肥量をコントロールできるシステムなど、人の手や頭をまったく煩わせることなく作業を行えるシステムが普及しています。

車外に取り付けるアンテナ類と車内に追加する電動ステアリングハンドル、タブレット端末、IMU(慣性計測装置)などがセットになっており、トラクター、田植機、コンバイン等に後付けで使用することが可能です。

トラクターにGPSを後付けするメリット

作業が楽になる

自動で正確に作業できるため、夜間作業や大きなほ場などでも楽に作業が行えます

たとえば、丈夫できれいな畦を作るためには、畔に対してトラクターを平行にまっすぐに操縦しなくてはならず、前方と後方を繰り返し確認しながらの作業が欠かせません。このため、操縦者にとって心身ともに負担が大きな作業でした。

トラクターにGPSを後付けすれば、高精度に算出した位置情報を利用して、誤差を最小限に抑えることが可能。ハンドルを操作することなく真っすぐに走行させることができます。

誰でも操縦できる

等間隔で設定したライン上を正確に走ることができるため、精度の高い作業を無駄なく行うことが可能です。また、播種や施肥もラインからずれることなく、ムラなく作業することができます。

低速作業が必要な畔塗りは、高度な技術力と、低速を保ちながら長時間操縦する体力・集中力が必要ですが、経験の浅いオペレータや、操作に不安がある方でも、熟練者と同じ精度で作業が行えます

設定や操作も簡単なので、誰でも操縦することが可能です。

生産量が安定する

畝(うね)立てや作付けが均等に行われないと、その分のムダによって収穫量が1割以上減少すると言われています。

GPSを後付けすることで、高精度の作業が可能。また、作業の重複や未作業がなくなるので、ブロードキャスタ・テッダー・代かき時の作業時間を短縮することができます。

作業時間が短縮できれば、適期作業が実現し、経営面積の拡大や農産物の品質向上も期待することができるでしょう。

自動操舵システムメーカーを
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まずは自動操舵システムメーカーに問い合わせを

自動操舵システムには、農作業の効率化や生産量向上をサポートしてくれるなどさまざまなメリットがあります。「導入を検討している」「まずは試してみたい」という方は、ぜひメーカーに問い合わせてみてください。メーカーによってはデモ会を開催している場合もあるので、参加してみてはいかがでしょうか。

このサイトでは、自動操舵システムを初めて導入する方に向けて、自動操舵システムの仕組みやメリット、おすすめのメーカーまでまとめて紹介。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

日本で認知度の高い
自動操舵システムを詳しく見る

THREE SELECTIONS
日本で認知度の高いメーカー3社を紹介
初めての導入でも安心のメーカーとして、2023年1月時点日本でよく検索されている、認知度の高い自動操舵システムメーカーTOP3をピックアップしました。
認知度の高いメーカーを選ぶことで、「補助金対象になる可能性が高い」「YouTube に情報が豊富にあり、いざというときも調べられる」「誰もが導入しやすい製品」というメリットがあるため、特に初めて導入する方はおすすめです。
これら3メーカーには、「選ばれる理由」があります。ぜひ参考にしてみてください。
低価格
選ばれている

FJDynamics

FJDynamic
画像引用元:FAG公式HP
(https://www.fagcorp.com/fjd-smart-kit)
特徴
  • 99万円~(税込)(※1)と業界トップレベルの安さだから、世界で2万台の導入実績(※2)を誇る。
  • 年数回の機能アップデートが無料で、常に最新の機能を搭載できる。

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安定性
選ばれている

ニコン・トリンブル

ニコン・トリンブル
画像引用元:ニコン・トリンブル公式HP
(https://www.nikon-trimble.co.jp/info/news_detail.html?infoid=149)
特徴
  • 独自の位置情報補正システムで、電波が不安定な場所でも使用可能
  • 補正情報バックアップ機能搭載によりネットワーク切断後20分間継続作業が可能

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汎用性
選ばれている

トプコン

トプコン
画像引用元:トプコン公式HP
(https://www.topcon.co.jp/positioning/products/product/agri/TOPCON_Ag-system_merit_J.html)
特徴
  • 生育センサー搭載で、作物の状態に合わせて散布機での肥料量を自動調整(※3)できる。
  • スマート農業促進が評価され「2021 年度ロボット大賞」受賞(※4)

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2022/11/24時点、Googleで「自動操舵システム」と検索し、表示された自動操舵システムメーカーと、農林水産省公式HP(https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/forum/R2smaforum/mattingu/system.html)に記載されているメーカー11社の中から、2022年10月時点、「社名 自動操舵」というキーワードをGoogleキーワードプランナーで調べた結果、月間検索数が多かったメーカー上位3社を認知度が高いメーカーとして紹介。

(※1)別途代理店による取付費用10万円(税込)~。業界トップレベルの安さとは、当サイト編集チームが11メーカーを調べた結果最安値だったため。
(※2)2023年1月調査時点
(※3)オプション機能。
(※4)参照元:ロボット大賞公式HP(https://robotaward.jp/archive/2020/)

3大メーカーがまるわかり
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ニコン・トリンブル

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製品名 FJD農機自動操舵システム ・Trimble GFX-750+Autopilot Motor Drive or EZ-Pilot Pro
・Trimble GFX-350+Autopilot Motor Drive or EZ-Pilot Pro
XD/AGS-2-SET・AES-35
初期費用 99万円(税込)
取付10万円~(税込)
2,500,000円前後(税不明) 記載なし
補正情報精度 ≤±2.5cm ±2~3㎝
作業により±15~30㎝、±20~30㎝の場合もあり。
±2~3㎝
速度 0.7km~12km/h
(オプション:0.1km/h~)
0.1km/h~
※EZ-Pilot Proは1.6km/h以上で自動操舵をサポート
0.1km/h~25km/h
FJDynamics
ニコン・トリンブル
トプコン
対応可能経路 直線、ピポット、平行カーブ、自動ターンA+ライン 自動旋回機能(オプション) 直進、枕地旋回、0.5m~小旋回性能(オプション)
オプション ・wifiカメラ
・物理ボタン
・ホール型センサー
・FAG独自RTK基地局
・Bluetoothボタン
自動旋回機能 NextSwath ・ホイールアングルセンサー(低速調整)
・枕地旋回機能
・可変施肥機(散布マップ作成)
・Xlinks(ISOBUS非対応作業機でも制御可能)
ISOBUS対応
アップデート費用 無料 無料 無料
サポート体制 チャットサポート・遠隔サポート・訪問サポート 購入者専用サイトにて対応 フリーダイヤルコールセンター(平日9時-17時)
保証期間 最大2年保証
※有償にて5年間延長保証にも対応。
3年保証
※有償にて5年間延長保証にも対応
1年保証
導入実勢数 世界中で2万台以上
国内2000台
(2023年1月調査時点)
累計販売台数1万台突破
(2023年1月調査時点)
記載なし