スマート農業は何からやり始める?

スマート農業は何から始めるべき?

スマート農業は、まず「どんな技術を導入したいか」を考えることから始まります。

一口にスマート農業と言っても、低額で導入できる生産管理アプリから、ドローン、自動収穫機、そして自動操舵が可能なロボット農機までさまざまなサービスが多数提供されています。人手不足や品質向上など、自身の農園・農場でどんな課題を解決したいかを考えて、適した製品・サービスを選びましょう。

また、どんなサービスでも、導入したから次の日から急激に効率化できたり、収量アップができるわけではありません。「使い方が分からない」「本当に役立てられるか不安」という方は、導入相談や導入後のサポートがしっかり受けられる製品・サービスを選ぶとよいでしょう。

人手不足・労働過多・安定生産を
叶える自動操舵システムとは

スマート農業の導入におすすめなのが、自動操舵システムです。

自動操舵システムとは、所有するトラクターや田植機などに後付けできるシステムのこと。GPS受信機とモータ付きハンドル、モニターを取付けることで、人が操作しなくても、機械が自ら状況を判断して登録した経路を自動走行したり、作業機の制御を行うことができます。

GPSを受信して正確な位置情報を割り出すため、まっすぐ等間隔の運行も可能。作業重複もなく、オペレーターの技術や経験年数に関係なく、高精度な作業を実現することができます。

費用は最低100万円程度からと非常にリーズナブル。自分で取り付けられるものもあるため、手元に届いたその日からすぐにスマート農業を始めることも可能です。

自動操舵システム導入者の声

ここでは、実際に自動操舵システムを導入している生産者の声をご紹介します。

徳島県(栽培作物:菜の花)

引用元HP:徳島のかずさんYouTube
https://youtu.be/gyb8kxs_YvQ

「自動操舵で一番期待していた」という畝立てを行った事例です。

「期待通り真っ直ぐで間隔もぴったりの畝ができました。以前はバックするときに畦野中心からズレないように凄く気を遣いましたが、今は4速でバックしてもキッチリ合わせてくれます。畦際の距離や畝間の調整も簡単にできて、今までとは比べものにならないほど簡単に作業が進められました。」

長野県(栽培作物:レタス)

長野県の自動操舵システム事例
引用元HP:トプコン公式サイト
https://www.topcon.co.jp/positioning/atwork/agri/201609_noda_auto-steering.html

「マルチ作業は、真っ直ぐ張れています。肥料散布は、マニュアルで撒くより間違いなく正確です。ロータリー作業も今は被せ幅をゼロで行っていますので、今までに比べてロータリーをかける作業本数が減っていると思います。作業の疲労度も全く違う。本当に楽ですね。1回乗ったら、もうシステムがないのはダメです」

北海道(栽培作物:小麦・甜菜・大豆など)

引用元HP:ニコン・トリンブル公式YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1J6Bh3PSQ58

「植え付けから収穫まで、ほぼ全ての作業で使っています。高精度な位置情報にとって、特に管理作業が効率化されました。手を離していても真っ直ぐ進むので楽ですね。周りが暗い夜間作業でも疲れなくなりました。夜間作業が多い農家の方や、女性の方におすすめしたいです。」

まずは自動操舵システムメーカーに相談

導入費用の高さが原因でスマート農業の導入を諦めている方には、自動操舵システムがおすすめです。最低100万円程度から導入できる上、人手不足の解決・負担の軽減を行い、業務の改善や効率化を期待することができます。気になる方は、メーカーに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

こちらのページでは、日本国内で認知度が高く、誰もが購入しやすい自動操舵システムメーカー3選をご紹介しているので、チェックしてみてください。

日本で認知度の高い
自動操舵システムを詳しく見る

THREE SELECTIONS
日本で認知度の高いメーカー3社を紹介
初めての導入でも安心のメーカーとして、2023年1月時点日本でよく検索されている、認知度の高い自動操舵システムメーカーTOP3をピックアップしました。
認知度の高いメーカーを選ぶことで、「補助金対象になる可能性が高い」「YouTube に情報が豊富にあり、いざというときも調べられる」「誰もが導入しやすい製品」というメリットがあるため、特に初めて導入する方はおすすめです。
これら3メーカーには、「選ばれる理由」があります。ぜひ参考にしてみてください。
低価格
選ばれている

FJDynamics

FJDynamic
画像引用元:FAG公式HP
(https://www.fagcorp.com/fjd-smart-kit)
特徴
  • 99万円~(税込)(※1)と業界トップレベルの安さだから、世界で2万台の導入実績(※2)を誇る。
  • 年数回の機能アップデートが無料で、常に最新の機能を搭載できる。

代理店公式HPから
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安定性
選ばれている

ニコン・トリンブル

ニコン・トリンブル
画像引用元:ニコン・トリンブル公式HP
(https://www.nikon-trimble.co.jp/info/news_detail.html?infoid=149)
特徴
  • 独自の位置情報補正システムで、電波が不安定な場所でも使用可能
  • 補正情報バックアップ機能搭載によりネットワーク切断後20分間継続作業が可能

公式HPから
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汎用性
選ばれている

トプコン

トプコン
画像引用元:トプコン公式HP
(https://www.topcon.co.jp/positioning/products/product/agri/TOPCON_Ag-system_merit_J.html)
特徴
  • 生育センサー搭載で、作物の状態に合わせて散布機での肥料量を自動調整(※3)できる。
  • スマート農業促進が評価され「2021 年度ロボット大賞」受賞(※4)

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2022/11/24時点、Googleで「自動操舵システム」と検索し、表示された自動操舵システムメーカーと、農林水産省公式HP(https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/forum/R2smaforum/mattingu/system.html)に記載されているメーカー11社の中から、2022年10月時点、「社名 自動操舵」というキーワードをGoogleキーワードプランナーで調べた結果、月間検索数が多かったメーカー上位3社を認知度が高いメーカーとして紹介。

(※1)別途代理店による取付費用10万円(税込)~。業界トップレベルの安さとは、当サイト編集チームが11メーカーを調べた結果最安値だったため。
(※2)2023年1月調査時点
(※3)オプション機能。
(※4)参照元:ロボット大賞公式HP(https://robotaward.jp/archive/2020/)

3大メーカーがまるわかり
機能早見表
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FJDynamics

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ニコン・トリンブル

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トプコン

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製品名 FJD農機自動操舵システム ・Trimble GFX-750+Autopilot Motor Drive or EZ-Pilot Pro
・Trimble GFX-350+Autopilot Motor Drive or EZ-Pilot Pro
XD/AGS-2-SET・AES-35
初期費用 99万円(税込)
取付10万円~(税込)
2,500,000円前後(税不明) 記載なし
補正情報精度 ≤±2.5cm ±2~3㎝
作業により±15~30㎝、±20~30㎝の場合もあり。
±2~3㎝
速度 0.7km~12km/h
(オプション:0.1km/h~)
0.1km/h~
※EZ-Pilot Proは1.6km/h以上で自動操舵をサポート
0.1km/h~25km/h
FJDynamics
ニコン・トリンブル
トプコン
対応可能経路 直線、ピポット、平行カーブ、自動ターンA+ライン 自動旋回機能(オプション) 直進、枕地旋回、0.5m~小旋回性能(オプション)
オプション ・wifiカメラ
・物理ボタン
・ホール型センサー
・FAG独自RTK基地局
・Bluetoothボタン
自動旋回機能 NextSwath ・ホイールアングルセンサー(低速調整)
・枕地旋回機能
・可変施肥機(散布マップ作成)
・Xlinks(ISOBUS非対応作業機でも制御可能)
ISOBUS対応
アップデート費用 無料 無料 無料
サポート体制 チャットサポート・遠隔サポート・訪問サポート 購入者専用サイトにて対応 フリーダイヤルコールセンター(平日9時-17時)
保証期間 最大2年保証
※有償にて5年間延長保証にも対応。
3年保証
※有償にて5年間延長保証にも対応
1年保証
導入実勢数 世界中で2万台以上
国内2000台
(2023年1月調査時点)
累計販売台数1万台突破
(2023年1月調査時点)
記載なし